このコーヒーは「イントリンシックチェリー」という嫌気性発酵のプロセスにより、クラシックなナチュラルプロセスのジュージーで果実味のある甘さに、鮮やかさ酸味や丸みや厚みのあるボディ感に生み出しています。 これにより、酸の質をより複雑さや豊かさ、後味が長く続く味わいを体感できます。トロピカルでエキゾチックな酸味や、プラムのような甘酸っぱさ、ジュージーな赤葡萄のような果実感、レーズンを思わせる濃厚な甘さなど複雑なフレーバーが特徴で、ブランデーやラム酒の思わせる豊かで芳醇なアロマを感じます。 濃厚なダークチョコレート、カカオニブを思わせる甘さの余韻があります。パナマの「コーヒー革命集団」が作り出すユニークなコーヒーをぜひ体感してみてください！ ■　FLAVOR COMMENT プラム、トロピカル、ブランデー、カカオニブ ■　INFORMATION CCDとはCreative Coffee Districtの略で、パナマでコーヒー生産処理のみを行う「パナマコーヒーの革命集団」と呼ばれています。国内にある提携の農園からチェリーを買い取り、発酵時間、糖度、温度を厳密に管理できる最新設備により加工処理を行なっています。 このマイクロロットの生産者であるGiovanna Rios Boutet は 69 歳で、農場で 41 年間働いています。 収穫されたチェリーはそれぞれのプロセスを経た後、美しいパティオで乾燥されます。収穫の時期は猛暑で、信じられないかもしれませんが、夏の暑い日には、パティオの温度が摂氏 56 度に達することもあり、高温環境下での品質基準を達成する方法は大きな課題ですが、挑戦する意味がありました。 丁寧に乾燥されたチェリーを厳しい日差しから守るため、下に1層、上に10cmの2層のシェードメッシュを使用しています。これにより、水分レベルが 20% になるまで、乾燥期間は16日間です。 独自のドライミル施設を使用して、高品質基準が維持され、処理の創造性が最終カップまで輝いていることを保証します。彼らの選別装置により、乾燥したコーヒーと機械の間の摩擦を最小限に抑えることで、温度を低く保つことができます。 この自然なプロセスからチェリーに残った乾燥した粘液は、加熱すると粘着するリスクがあり、多くの問題を引き起こす可能性があります。温度を低く保つことで、最初から最後までスムーズなコーヒーの流れを保証します。コーヒーの殻が剥かれ、チェリーの皮がうまく取り除かれたら、密度とサイズによって選別されます。 次に、コーヒーは色ごとに分類されます。これは、高品質の輸出に向けた不可欠なステップです。彼らのコーヒーは独自の色で提供されることが多いため、マシンは定期的に調整されて、色の仕様が満たされていることを確認します。 その後、コーヒーは最後のステップの準備が整います。彼らのコーヒーはすべて、輸出用にパッケージ化される前に手作業で選別されます。この重要なプロセスを監督するために、地元の先住民コミュニティNgäbe-Bugléの助けを借りています。彼らが生産するコーヒーの各バッチには多くの作業が必要です。このプロセスに携わるすべてが情熱的なもので、あらゆる細部に情熱と創造性を注ぎ込む人々は、革新、変化、改善を進めながら私たちを前進させます。 生産国 / Panama 生産地域 / Chiquiri, Boquete 生産者 / Giovanna Rios Boutet 農園名 / Finca La Estrella 品種 / Caturra 栽培標高 / 1,500 - 1,600masl 精製方法 / Intrinsic Cherry (48 hours Anaerobic Fermentation） クロップ / 2022/23 焙煎度 / ミディアムライトロースト（中浅煎り） 保管に優れたチャック・ガスバルブ付きパッケージでお届けします。 ※2023年9月26日価格改定